管理点と適合基準一覧表(青果物)
農場管理の見える化
経営者の責任
人権の尊重と労務管理
3.1 労務管理の責任者の責務
適合基準 a. 労務管理の責任者(管理点2.1)は、農場内部の職場環境・福祉・労働条件管理の業務を統括している。 b. 労務管理の責任者は、以下に取り組んでいる。 解説 a.組織表などから責任者が統括する業務を明確化しま […]
3.2 労働力の適切な確保
適合基準 労働者の人権に配慮した適切な労務管理のために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者は労働基準法で規定された労働者を指し、農場が直接雇用した労働者が対象となります。 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当 […]
3.3 労働条件の提示
適合基準 a. 使用者は、労働者に対して、就労前に以下に示す労働条件を文書で示している。 b. 外国人労働者の場合には、労働者が理解できる言語で労働条件を文書で示している。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点 […]
3.4 労働条件の遵守
適合基準 労働者の人権に配慮した労務条件を確保するために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当外になります。 社労士から指導を受けている場合は、そのことが分かる書類を提出することに […]
3.5 強制労働の禁止
適合基準 労働者の人権を確保するために、以下のことが起きないような対策を実施している。 解説 適切な方法で労働力を確保するために、強制労働が起こらない対策を求めています。 【取組例】 労働者を雇用していない場合は、この管 […]
3.6 使用者と労働者のコミュニケーション
適合基準 労働者の労働条件・労働環境の改善を図るために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当外になります。 使用者と労働者が1対1で話す機会を設けるなど、労働者が意見を伝えやすい環 […]
3.8 十分な話し合いに基づく家族経営
適合基準 家族の作業者がいる場合、家族全員が働きやすい就業環境を整えるために、家族間の十分な話し合いに基づく家族経営を実施している。 解説 家族経営体が該当します。 発展形として家族経営協定があります。 家族経営協定を締 […]
3.9 労働者用住居
適合基準 労務管理上の必要から使用者が労働者に住居を提供する場合、その住居は安全で、健康的な生活環境の整備が行われている。 解説 雇用者が用意した寮などに住み込む場合が該当します。 雇用者が住宅手当を用意し従業員がアパー […]
教育訓練・入場者への注意喚起
4.1 作業者への教育訓練
適合基準 作業者が農場のルールを把握し、作業に必要な力量を身に着けるために、管理点2.1で定めた各責任者は、それぞれの担当分野の教育訓練について以下に取り組んでいる。 解説 内容によって方法や頻度を工夫することで効果的な […]
4.2 公的な資格の保有または講習の修了
適合基準 法令により、資格の保有または講習等の受講が義務付けられている作業を担当する作業者は、必要な講習等の受講や試験に合格していることを証明できる。 解説 法令(労働安全衛生法や道路交通法など)により免許、資格、講習の […]
4.3 入場者に対する注意喚起
適合基準 a. 以下について入場者が守るべき農場のルールを文書化し、入場者に注意を喚起している。 b. 入場者に外国人がいる場合には、その入場者が理解できる言葉や表現(絵等)でルールを伝えている。 解説 入場者への注意喚 […]
外部組織の管理
商品管理
生産工程におけるリスク管理
7.1 農産物の理解
適合基準 管理点7.3のリスク評価の参考とするために、認証の対象となる農産物について、農産物の使用目的と利用者を想定して食品安全に留意すべき点を説明できる。 ※ 複数の農産物を扱っている場合、農産物の特徴や工程が類似する […]
7.2 工程の明確化
適合基準 a. 農産物ごとまたは類似するグループごとに以下を文書化している。 b. 各工程が、現状と合っているか現場で確認している。 解説 Codex-HACCPの手順4と5の考え方を取り入れた管理点です。 (1) 認証 […]
7.3 リスク評価の実施
適合基準 a. 管理点7.2で明確にした各工程について、以下に取り組んでいる。 b. リスク評価には、農産物取扱い工程においてアレルゲンの混入を含めている。 解説 Codex-HACCPの手順6/原則1(危害要因(ハザー […]
7.3.1 青果物特有のリスク
適合基準 該当する場合、管理点7.3のリスク評価には以下を必ず評価の対象としている。 解説 (1)について、農産物を生産する環境には、土、水、堆肥、作業者など微生物が付着する要因が存在します。微生物の中には、食中毒を引き […]
7.3.2 放射性物質への対応
適合基準 認証の対象となる品目に対して、農場がある地域に関する法令・行政機関からの指示がある場合、放射性物質により汚染された農産物を出荷しないために、指示に基づき対応している。 解説 「原子力災害対策特別措置法に基づく食 […]
7 .4 対策・ルールの周知・実施・確認
適合基準 a. 管理点7.3で明確にしたリスクを予防・低減するための対策について、責任者による作業者への対策の教育訓練を行い、対策を実施している(新人の配置および対策の変更時には必ず実施すること)。 b. 管理点7.3で […]
7.5 リスク評価等の見直し
適合基準 管理点7.2、7.3、7.4で文書化したリスク評価、対策、ルールについて、以下を実施したことを記録している。 解説 (1) 工程の変更の例として、新たな選果機械の導入により農産物の選別工程を変更した、新たなリス […]
作業者および入場者の衛生管理
8.1 健康状態の把握と対策
適合基準 作業者・農産物の衛生管理のために、以下に取り組んでいる。 解説 食品安全・労働安全の観点から、作業者の健康状態把握の手順を定め対策を実施します。 8. 作業者および入場者の衛生管理
8.2 衛生管理のルール設定と周知
適合基準 作業者・農産物の衛生管理のために、以下の項目について衛生管理に関する必要なルールを文書化し、作業者および入場者に周知し、実施させている。 解説 作業内容や対象品目を勘案し必要なルールを文書化します。 8. 作業 […]
8.3 手洗い設備の整備
適合基準 作業者が必要時に手洗い設備を利用でき、手洗いによる衛生を確保するために、以下に取り組んでいる。 解説 水道設備が作業現場近くにないため、水道水をポリタンクに入れた簡易手洗い場を設置する。 8. 作業者および入場 […]
8.4 トイレの整備
適合基準 作業者が必要時にトイレを利用でき、トイレの汚れによる使用者および環境への汚染防止のために、以下に取り組んでいる。 解説 トイレにハンドソープとペーパータオルを準備する。 8. 作業者および入場者の衛生管理
8.5 喫煙・飲食の場所の制限
適合基準 喫煙・飲食をする場所を特定し、農産物への影響や火災がないように対策を実施している。 解説 農産物への汚染対策に加え、吸い殻の不始末などによる火災予防について検討し、対策を実施します。 8. 作業者および入場者の […]
労働安全管理および事故発生時の対応
9.1 労働安全の責任者の責務
適合基準 a. 労働安全の責任者(管理点2.1)は、作業中のけが、事故の発生を抑制する業務を統括している。 b. 労働安全の責任者は、以下に取り組んでいる。 解説 関連する管理点 9. 労働安全管理および事故発生時の対応
9.3 危険な作業に従事する要件
適合基準 危険を伴う作業を安全に行うために、以下を満たした作業者が担当している。 解説 管理点9.2でリスク評価の対象になった作業が該当します。 (4)作業者を特定する必要がある作業は、作業内容とそれに対応する作業者を定 […]
9.4 事故発生時の対応
適合基準 事故・火災に素早く対応し影響を最小限にとどめるために、以下に取り組んでいる。 解説 関連する管理点 9. 労働安全管理および事故発生時の対応
9.5 設備・機械・器具の安全な使用
適合基準 事故防止のために、設備・機械・器具について以下に取り組んでいる。 解説 9. 労働安全管理および事故発生時の対応
9.6 労働災害に対する備え(強制加入)
適合基準 労働災害に対する備えのために、法令において労働災害の補償に関する保険が存在し、農場が強制加入の条件に相当する場合には、その保険に加入している。 解説 労働者が常時5人以上いる個人事業者または法人は「労働者災害補 […]
9.7 労働災害に対する備え(任意加入等)
適合基準 労働災害に対する備えのために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者が常時5人未満の個人事業者の従業員や経営者の労災保険への加入、民間の労働災害の保証へ対応した保険への加入が対象となります。 関連する管理点 9. […]
設備・機械・器具等の管理
10.1.1 施設・設備・機械等の管理
適合基準 a.農産物の汚染や事故を防ぐために、使用している設備・機械および運搬車両について以下に取り組んでいる。 b. 農産物の汚染や事故を防ぐために、農産物取扱い施設の保守管理、点検、清掃を実施している。 c. 購入や […]
10.1.2 収穫や農産物取扱いに使用する器具・備品や包装資材の管理
適合基準 農産物の汚染を防ぐために、収穫や農産物取扱いに使用する器具・備品や収穫関連容器・包装資材について、以下に取り組んでいる。 解説 (1)使用後の洗浄時に劣化や損傷がないか確認する。 (2)コンテナなどの容器が劣化 […]
10.2 掃除道具および洗浄剤・消毒剤・機械油の管理
適合基準 農産物への汚染を低減させるために、生産工程で使用する設備・機械、農産物保管容器の掃除道具および洗浄剤や消毒剤、機械油について、以下に取り組んでいる。 解説 その他の掃除道具とは異なる作業工程で使用する掃除道具を […]
10.3 毒物・劇物の管理
適合基準 事故防止や農産物への汚染を防ぐために、農薬以外の毒物・劇物がある場合、以下に取り組んでいる。 解説 農場内に農薬以外の毒物・劇物がないか確認し、農産物に影響を与えないように保管します。 他のものとの区分は取り違 […]
10.4 商品の選別・計量機器の管理
適合基準 正確な選別・計量を行うために、商品の選別・計量に使用する機器の定期的な点検と校正を実施している。 解説 選別・計量器の精度を保つための定期的な点検・校正を求めているものであり、法定点検を要求しているものではあり […]
10.5 ボイラーおよび圧力容器の管理
適合基準 事故防止のために、以下に取り組んでいる。 解説 ボイラーおよび圧力容器を使用する場合、法令により設置届の提出、取扱主任の設置、大きさに応じた資格取得が必要です。 10. 設備・機械・器具等の管理
エネルギー等の管理、地球温暖化防止
11.1 燃料の管理
適合基準 火災・爆発の発生、流出による環境汚染防止、食品安全のために、燃料の保管・給油について、以下に取り組んでいる。 解説 燃料は危険物です。法的には指定数量以上の場合には「消防法」、指定数量未満の場合には地域の火災予 […]
11.2 省エネルギーの推進
適合基準 温室効果ガス削減対策のために、以下に取り組んでいる。 (1) 電気、ガス、重油、ガソリン、軽油、灯油等のエネルギー使用量の把握 (2) 施設、機械の省エネルギーのための計画を文書化および実施 (3) 再生可能エ […]
廃棄物の管理および資源の有効利用
12.1 廃棄物の適正処理および資源の有効利用
適合基準 廃棄物の適正処理、温室効果ガス削減対策のために、生産工程で発生する廃棄物について、農場から出る廃棄物を把握し、以下を文書化し実施している。 解説 農業生産活動により発生する廃棄物は法令に基づき産業廃棄物や事業系 […]
12.2 整理・整頓・清掃の実施
適合基準 農場内が整理・整頓・清掃されており、廃棄物の散乱がない。 解説 整理・整頓・清掃はGAPの基本です。使わない機械・道具、廃棄物を圃場、農産物取扱い施設やその周辺に放置せず、片づけやすい配置の工夫に取り組みます。 […]
周辺環境・生物多様性への配慮
13.1 周辺環境への配慮
適合基準 周辺環境への配慮のために、以下に取り組んでいる。 (1) 周辺住民等に対する騒音、振動、悪臭、虫害、煙・埃・有害物質の飛散・流出等への把握と対策の実施 (2) 農業用機械が公道に出る場合の十分な安全確認、公道で […]
13.2.1 生物多様性への配慮①
適合基準 生物多様性保全のために、以下に取り組んでいる。 解説 環境保全と生物多様性へ配慮するには生態系のバランスを考えたうえで鳥獣被害対策を行う必要があります。 そのためにはまず周辺の鳥獣の生息状況を把握してそれをもと […]
13.2.2 生物多様性への配慮②
適合基準 生物多様性保全のために、固有種(在来種)の動植物の保全、生物多様性を活用した持続可能な農業への展開あるいは地域の生物多様性への取り組みへの参加に取り組んでいる。 解説 取組例 13. 周辺環境・生物多様性への配 […]
13.3 外来生物の管理
適合基準 生物多様性のために、以下に取り組んでいる。 解説 農業生産で使用する外来生物は、導入天敵(天敵農薬)やセイヨウオオマルハナバチがあります。セイヨウオオマルハナバチは特定外来生物のため飼養は環境省の許可が必要です […]
土壌の管理
水の管理
C2.1.1 養液栽培で使用する水の管理
適合基準 養液栽培の培養液の汚染を防ぐために、必要な対策を実施している。 解説 取組例 C2. 水の管理
C2.2.1 容器に貯める洗浄水の衛生管理
適合基準 洗浄水による農産物汚染を防ぐために、容器に水を貯めて洗浄する場合、水を掛け流している。 解説 「水を掛け流す」とは容器に水を貯めて農産物を洗浄する際に新しい水を継続的に流入させることを意味しています。 C2. […]
圃場・施設の管理
C3.2 青果物の保管
適合基準 青果物の保管時における汚染・変質を防ぐために、保管施設は以下に取り組んでいる。 解説 (1) 予冷庫の温度を定期的に確認する。 (2) カバーをかけて保管する。壁から離して保管する。 (3)暗所に保管する。 ( […]
種苗の管理
農薬の管理
農薬使用計画
農薬の準備
農薬の使用と記録
農薬の保管
農薬のドリフト
残留農薬に関する検証
C5.6 残留農薬検査
適合基準 農薬使用の適切性を確認するために、以下に取り組んでいる。 解説 残留農薬のリスク把握等から検査計画を文書化し、計画に沿った残留農薬分析が必要となります。 残留の可能性がある農薬成分には、下記があります。 関連す […]
肥料等の管理
肥料等の選択・計画
肥料等の使用と記録
肥料等の保管
スプラウト類専用項目
S1.1 スプラウト類の衛生管理
適合基準 スプラウト類の農産物取扱い工程では、以下に取り組んでいる。 解説 取組例 (4)種子の保管場所、圃場、農産物取扱施設から離れた場所にし尿くみ取り口を設置する。 S1.1 スプラウト類専用項目
S1.2 スプラウト類の培地の安全性
適合基準 (1)スプラウト類の培地は年1回以上安全性についてリスク評価をしている。 (2)確認の結果、問題がある場合は、対策を講じている。 解説 取組例 (1)製造元から培地の原料の証明書等を入手する。 S1. スプラウ […]
S1.3 スプラウト類の培地の衛生管理
適合基準 スプラウト類の培地や栽培容器の管理は以下の項目を満たしている。 解説 S1. スプラウト類専用項目
S1.4 スプラウト類に使用する水の安全性
適合基準 スプラウト類に使用する水は以下に取り組んでいる。 解説 取組例 S1. スプラウト類専用項目
S1.5 衛生管理区域の設定
適合基準 スプラウト類(種子、作物を含む)を扱う場所は衛生管理区域として設定し、以下に取り組んでいる。 解説 取組例 S1. スプラウト類専用項目
S1.6 スプラウト類の設備
適合基準 スプラウト類の生産設備は工程ごとに専用化し、他の工程で使用していない。 解説 生産設備には、浸種槽、播種機、洗浄機、加湿器等があります。 1. 農場管理の見える化
S1.7 スプラウト類の種子の安全性
適合基準 病原性微生物の付着や増殖を避けるために、スプラウト類の種子は以下に取り組んでいる。 解説 スプラウト類は播種から出荷までの期間が他の青果物に比べ短いため、種子に病原性微生物が付着していると消費者に届くまでにそれ […]
S1.8 スプラウト類の種子の保管
適合基準 スプラウト類の種子は以下の項目に取り組んでいる。 解説 取組例 S1. スプラウト類専用項目
きのこ類専用項目
M1.1 きのこ類の資材の安全性
適合基準 きのこ類の使用資材は以下の内容を確認し、安全性について年1回以上リスク評価し、その記録を残している。リスク評価の結果、問題がある場合は対策を講じている。 解説 きのこの栽培は土ではなくほだ木やおが粉などの資材を […]
M1.2 きのこ類の培地・栽培容器の衛生管理
適合基準 きのこ類の培地や栽培容器の管理は以下に取り組んでいる。 解説 消毒剤には、下記のようなものがあります。 M. きのこ類専用項目
M1.3 きのこ類の資材の使用記録
適合基準 きのこ類の資材について以下の内容を記録している。 解説 苦情や異常の発生時の、再発防止の原因追及に必要な記録です。各記録のつながり(例えば出荷から植菌まで作業の記録をたどれるか等)を確認できるようにしておきます […]
M1.4 きのこ類に使用する水の安全性
適合基準 きのこ類に使用する水は重金属類(鉛、カドミウム、水銀、ヒ素)が飲用基準値以下であることを確認している。 解説 水道水を使用しない場合は、重金属(鉛、カドミウム、水銀、ヒ素)の分析結果を確認する。 M. きのこ類 […]
M1.6 きのこ類の培地・種菌の取扱い
適合基準 きのこ類の培地・種菌は下記の項目を満たしている。 解説 取組例 M. きのこ類専用項目
M1.7 きのこ類の表示
適合基準 管理点6.2c.に代えて出荷する農産物、送り状、納品書等に以下の表示を行っている。 解説 関連する管理点 M. きのこ類専用項目


