7.3 リスク評価の実施
適合基準
a. 管理点7.2で明確にした各工程について、以下に取り組んでいる。
- (1) 食品安全に関するリスクを抽出して重要性を評価し、リスクを予防・低減するための対策の文書化
- (2) 現場の状況が反映されていることを確実にするために、責任者と作業者による共同での実施
b. リスク評価には、農産物取扱い工程においてアレルゲンの混入を含めている。
解説
Codex-HACCPの手順6/原則1(危害要因(ハザード)分析)の考え方を取り入れた管理点です。
責任者と作業者が、各作業工程でのリスクとそのリスクを予防・低減するための現在の手順やルールを確認し、そのリスクの重要性から手順やルールを見直し、リスクの予防・低減につなげる取り組みです。
このような取り組みは、管理点2.5の食品安全の意識の醸成を図ることにもつながります。
アレルゲンとはアレルギーの原因となる物質であり、本書では食品表示基準で示された「特定原材料」および「特定原材料に準ずるもの」が対象となります。
関連する管理点
7. 生産工程におけるリスク管理
3.1 労務管理の責任者の責務
適合基準 a. 労務管理の責任者(管理点2.1)は、農場内部の職場環境・福祉・労働条件管理の業務を統括している。 b. 労務管理の責任者は、以下に取り組んでいる。 解説 a.組織表などから責任者が統括する業務を明確化しま […]
3.3 労働条件の提示
適合基準 a. 使用者は、労働者に対して、就労前に以下に示す労働条件を文書で示している。 b. 外国人労働者の場合には、労働者が理解できる言語で労働条件を文書で示している。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点 […]
3.4 労働条件の遵守
適合基準 労働者の人権に配慮した労務条件を確保するために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当外になります。 社労士から指導を受けている場合は、そのことが分かる書類を提出することに […]
3.6 使用者と労働者のコミュニケーション
適合基準 労働者の労働条件・労働環境の改善を図るために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当外になります。 使用者と労働者が1対1で話す機会を設けるなど、労働者が意見を伝えやすい環 […]
3.8 十分な話し合いに基づく家族経営
適合基準 家族の作業者がいる場合、家族全員が働きやすい就業環境を整えるために、家族間の十分な話し合いに基づく家族経営を実施している。 解説 家族経営体が該当します。 発展形として家族経営協定があります。 家族経営協定を締 […]
3.9 労働者用住居
適合基準 労務管理上の必要から使用者が労働者に住居を提供する場合、その住居は安全で、健康的な生活環境の整備が行われている。 解説 雇用者が用意した寮などに住み込む場合が該当します。 雇用者が住宅手当を用意し従業員がアパー […]

