7.2 工程の明確化
適合基準
a. 農産物ごとまたは類似するグループごとに以下を文書化している。
- (1) 作業工程
- (2) 工程で使用する主要な資源(土、水、種苗、農薬、肥料、包装資材、設備、機械、器具等)
- (3) 農産物への交差汚染・異物混入の可能性がある設備・機械・資材等
b. 各工程が、現状と合っているか現場で確認している。
解説
Codex-HACCPの手順4と5の考え方を取り入れた管理点です。
(1) 認証範囲に含まれる生産工程を明確にすることを求めています。
作業工程とは、播種⇒潅水⇒追肥⇒・・・のような作業名のことです。
農産物取扱い施設における衛生管理では作業者由来の汚染以外に、施設・機械・器具等による汚染や異物混入についても管理点7.3でリスク評価し、対策を講じる必要があります。
そのため
- (1)で作業工程を明らかにします。
- (2)で使用する資源を明らかにします。
b.において工程や資源に見落としがないか現場で確認を行います。
さらに保管など作業工程とは関係ない場所での農産物の汚染や異物混入を防ぐためにリスク評価をする必要があります。
そのためa.3で作業工程と関係なく農産物への汚染・異物混入する可能性があるものや場所がないか検討します。
関連する管理点
7. 生産工程におけるリスク管理
3.1 労務管理の責任者の責務
適合基準 a. 労務管理の責任者(管理点2.1)は、農場内部の職場環境・福祉・労働条件管理の業務を統括している。 b. 労務管理の責任者は、以下に取り組んでいる。 解説 a.組織表などから責任者が統括する業務を明確化しま […]
3.3 労働条件の提示
適合基準 a. 使用者は、労働者に対して、就労前に以下に示す労働条件を文書で示している。 b. 外国人労働者の場合には、労働者が理解できる言語で労働条件を文書で示している。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点 […]
3.4 労働条件の遵守
適合基準 労働者の人権に配慮した労務条件を確保するために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当外になります。 社労士から指導を受けている場合は、そのことが分かる書類を提出することに […]
3.6 使用者と労働者のコミュニケーション
適合基準 労働者の労働条件・労働環境の改善を図るために、以下に取り組んでいる。 解説 労働者を雇用していない場合は、この管理点は該当外になります。 使用者と労働者が1対1で話す機会を設けるなど、労働者が意見を伝えやすい環 […]
3.8 十分な話し合いに基づく家族経営
適合基準 家族の作業者がいる場合、家族全員が働きやすい就業環境を整えるために、家族間の十分な話し合いに基づく家族経営を実施している。 解説 家族経営体が該当します。 発展形として家族経営協定があります。 家族経営協定を締 […]
3.9 労働者用住居
適合基準 労務管理上の必要から使用者が労働者に住居を提供する場合、その住居は安全で、健康的な生活環境の整備が行われている。 解説 雇用者が用意した寮などに住み込む場合が該当します。 雇用者が住宅手当を用意し従業員がアパー […]

