C6.1.3 適切な施肥設計

適合基準

適切な施肥管理および温室効果ガス低減対策のために、肥料管理の責任者は以下の取り組みを行っている。

(1) 施肥設計には、使用する肥料名と含有成分比率、投入量と10a当たりの成分量、施肥方法、施肥時期・タイミングが記載されている。施肥時期・タイミングは食品安全について配慮している。

(2) 施肥設計は、以下の情報を元に、品質向上や収量向上と環境保全のバランスを考慮していることを説明できる。

  • (a) 過去の生産実績(作物の収量、品質)と施肥結果との関係
  • (b) 土壌診断の結果
  • (c) 行政または農協の標準施肥量・栽培暦の標準施肥量
  • (d) 土作り(管理点C1.3
  • (e) その地域および下流域における肥料による水質汚染に関する情報
  • (f) 使用する肥料が地球温暖化に及ぼす影響(亜酸化窒素の排出)

一般財団法人日本GAP協会
JGAP2022 農場用 管理点と適合基準

解説

肥料の施用については収量・品質や環境保全の環境への配慮も求められます。

必要な成分を必要な量だけ散布することは環境への配慮だけでなく、経済的メリットにもなります。環境への配慮として施肥設計で一酸化二窒素(亜酸化窒素)の排出削減、肥料成分の流亡を考慮し、肥効を上げる必要があります。

具体的には根圏部分に施肥する局所施肥や分施、緩効性肥料の施用といった手法があります。

一般財団法人日本GAP協会
JGAP2022 農場用 管理点と適合基準
解説書

C6.1 肥料等の選択・計画

C6.1.1 肥料管理の責任者の責務

適合基準 a. 肥料管理の責任者(管理点2.1)は、肥料等の選択・計画・使用・保管の業務を統括している。 b. 肥料管理の責任者は、以下に取り組んでいる。 解説 a.組織表などから責任者が統括する業務を明確化します。 関 […]

JGAP版
JGAP2022
管理点項目
肥料等の選択・計画肥料等の管理
レベル
必須
種別
青果物穀物
Read more
C6.1.2 肥料成分の把握

適合基準 適切な肥料投入量の計算に必要な肥料等の成分を把握するために、以下に取り組んでいる。 (1) 購入した肥料等の成分がわかる文書の保管 (2) 自家製堆肥等、成分表がないものについては、検査機関による分析または書籍 […]

JGAP版
JGAP2022
管理点項目
肥料等の選択・計画肥料等の管理
レベル
重要
種別
穀物青果物
Read more
C6.1.3 適切な施肥設計

適合基準 適切な施肥管理および温室効果ガス低減対策のために、肥料管理の責任者は以下の取り組みを行っている。 (1) 施肥設計には、使用する肥料名と含有成分比率、投入量と10a当たりの成分量、施肥方法、施肥時期・タイミング […]

JGAP版
JGAP2022
管理点項目
肥料等の選択・計画肥料等の管理
レベル
必須
種別
穀物青果物
Read more
C6.1.4 肥料等の安全性

適合基準 使用する肥料等の安全性の確保、土壌・農産物の汚染防止のために、肥料等について以下に取り組んでいる。 解説 (2) ほとんどの普通肥料は行政による公定規格に合格した肥料となりますが、指定混合肥料は特殊肥料や土壌改 […]

JGAP版
JGAP2022
管理点項目
肥料等の選択・計画肥料等の管理
レベル
必須
種別
穀物青果物
Read more
C6.1.5 家畜ふん堆肥の安全性

適合基準 家畜ふん堆肥による農産物の病原微生物汚染を防ぐために、付属書C6.1.5に基づいた家畜ふん堆肥の管理を行っている。 解説 家畜ふん堆肥は、病原性大腸菌やサルモネラ等の病原微生物が含まれている可能性があり、適切な […]

JGAP版
JGAP2022
管理点項目
肥料等の選択・計画肥料等の管理
レベル
必須
種別
穀物青果物
Read more
C6.1.6 濁水流出による水質汚染の防止

適合基準 水田代かき後の濁水流出防止の対策を実施している。 解説 取組例 C6.1 肥料等の選択・計画

JGAP版
JGAP2022
管理点項目
肥料等の選択・計画肥料等の管理
レベル
重要
種別
穀物
Read more