C5.1.3 農薬の選択・計画

適合基準

農薬の適正使用、環境汚染の防止およびIPMの実践のために、農薬管理の責任者は以下を満たした農薬使用計画を文書化している。

  • (1) 使用する予定の農薬の商品名、有効成分、適用作物、適用病害虫・雑草、希釈倍数、使用量、使用回数、総使用回数、使用時期、使用方法(散布以外)の記載
  • (2) 生産国の農薬使用基準の遵守
  • (3) 取引先および地域の規制要求がある場合は、その農薬使用基準の遵守
  • (4) 水田または水系に近い圃場での使用について、魚毒性の考慮
  • (5) RACコード確認による耐性・抵抗性の防止
  • (6) 後作での残留農薬基準違反の防止
  • (7) 輸出先国で使用禁止されている農薬の不使用。輸出先国の残留農薬基準の確認

一般財団法人日本GAP協会
JGAP 農場用 管理点と適合基準
2022
2022年11月14日 発行
2023年2月14日 運用開始
2022年12月8日改訂より

解説

取組例

(1) 農協や普及センターが作成した防除暦・有効成分とその総使用回数の記載がある使用可能な農薬リスト等を参考にして農薬使用計画を作成する。

(5) 農薬工業会のウェブサイトからRACコード表を入手し、異なる系統の農薬を用いたローテーションを組む。

(6) 後作物に適用がなく、残留基準が一律基準の場合は前作の影響による農薬残留の防止のため農薬を変更するか、適用がある後作物に変更する。栽培を途中で切り上げた場合、すぐに後作の作付をせず期間をあけたり緑肥を栽培する。

(7) 輸出先の国に残留基準値がない場合、Codex MRLを使用する。

一般財団法人日本GAP協会
JGAP 農場用 管理点と適合基準
2022
解説書
2024年11月版
2024年1月10日 発行
2025年3月10日改訂より

帳票サンプルなど


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